「バラバラのデータ管理」から「チームの共通基盤」へ - コネクションとクエリを組織レベルで共有

大道 元貴
大道 元貴
Sales Developer

Share Connections and Queries Across Your Organization-ja

チームでデータを扱う場面が増えるほど、必要なデータは人それぞれの手元に散らばっていきます。見たい数字がどこにあるのか分からなかったり、同じ集計や抽出を何度も出し直したり、同じ指標でも集計の定義が人によって違っていたりします。さらに、誰がどのデータを見られるのかを管理する場所もバラバラになりがちです。データもその扱い方も個人単位でしか流れていないと、こうした小さな引っかかりが積み重なり、チーム全体では大きな手間になっていきます。

今回のアップデートは、この前提を変えるためのものです。データへの接続(コネクション)と、集計・抽出の定義(クエリ)を、個人やプロジェクトごとに用意するのではなく、組織レベルの共通資産として共有・再利用できるようになりました。全員が同じデータにアクセスでき、その公開範囲は組織でまとめて管理でき、数字の出し方をそろえたまま使い回せます。散らばっていたデータとその扱い方を、チームの共通基盤へと変えていくアップデートです。

組織レベルで、コネクションとクエリを共有

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今回追加したのは、「組織レベルのコネクション」と「再利用可能なクエリ」の2つです。

一度つないだデータを、使い回す

組織レベルのコネクションなら、プロジェクトが増えても接続まわりの準備をあらためて行う必要はありません。「チームの誰かがすでにつないでいる」データに、新しいプロジェクトからすぐアクセスできます。同じデータソースへの接続がプロジェクトごとに重複することもなくなり、認証情報の更新も一箇所で済みます。

また、コネクションごとに、どのスペース・プロジェクトで利用できるかを設定できます。組織全体で使うものと、特定のチームだけに公開するものを使い分けられるため、アクセス範囲を管理しながら共有できます。「誰が、どのデータにつながれるか」を組織の側でまとめて管理できるので、共有を広げてもガバナンスを保てます。

「あの数字の出し方」を、チームの資産に

再利用可能なクエリを使えば、よく使う集計や抽出のロジックを一度書いておくだけで、そのコネクションを共有しているプロジェクトから呼び出して利用できます。同じSQLやHTTPリクエストをプロジェクトごとに書き直す必要がなくなるうえ、チームの誰が呼び出しても同じ定義の数字が返るため、分析の一貫性も保てます。

売上の集計方法や、主要な指標の抽出条件、KPIの定義といった「あの数字の出し方」が、プロジェクトごとに書き捨てられるのではなく、チームで共有・実行できる資産として蓄積されていきます。

詳細な利用方法はドキュメントのコネクションページをご参照ください。

その他のアップデート

共有・公開は、待ち時間ゼロで

A Reimagined Way to Share and Publish Your Apps-ja

ダッシュボードやアプリをチームに共有・外部公開する体験も、大きく刷新しました。これまで必要だった「ビルド」「デプロイ」といった手順と、反映までの待ち時間をなくしています。

チーム内には、常に最新の状態を

チーム内のViewerへの共有では、作成・変更した内容が自動で反映されます。公開設定やメンバー管理を行うだけで、特別な操作なしに最新のダッシュボードがメンバーに届くので、「共有したつもりが古いバージョンのままだった」ということもありません。

外部公開は、ボタンひとつで数秒

外部への公開はボタンひとつで完了します。反映は数秒以内で終わるため、待ち時間を気にせず、更新のたびに気軽に最新版を公開できます。公開中はどのバージョンが公開されているかも確認でき、意図した内容が届いているか安心して把握できます。

Squadbase DB のセキュリティ強化と無料枠の拡大

チームでデータを扱う基盤として、Squadbase DB では接続情報の管理をより安全にし、あわせて各プランの無料ストレージ枠を拡大しました。

新しく作成される Squadbase DB では、接続情報(接続文字列)を外部に発行せず、Squadbase 側で安全に管理する方式になりました。この変更の対象は新しく作成される Squadbase DB のみで、既存プロジェクトはこれまでどおりご利用いただけます。

あわせて、各プランの無料ストレージ枠を拡大し、超過時の追加料金も引き下げました。Individual 以降のプランでは、無料枠を超えても追加料金で必要なだけ利用でき、使用量に上限はありません。チーム全体でより多くのデータを扱いながら、コストを抑えて運用できます。

プランごとの無料枠と追加料金は料金ページをご参照ください。