Changelog
複数環境へのデプロイ機能
Squadbaseでは、複数環境のデプロイをサポートしました。これまで、1つだけだったデプロイ環境にProduction, Preview環境を標準で用意しました。さらに、好きなだけ新しい環境を作成可能です。 複数環境のデプロイは、アプリを本番運用する際に必須の機能です。コードベースでStagingやfeature/ブランチとして実装した機能を環境別にデプロイすることで本番環境には影響を与えずに開発者が簡単にコラボレーションを行うことができるようになります。
- それぞれの環境にはGithub上のブランチを紐づけが可能(完全一致, 部分一致)
- ログモニタリングは、全ての環境でサポート
- ユーザー分析は、Production環境のみでサポート
- Preview環境は、紐付きがない全てのブランチを自動追跡
以下のリソースから詳細をご確認ください:
ブランチ・コミット単位の共有リンク
本リリース以降の全てのデプロイでは、全ての環境、ブランチ、コミット対して共有リンクが発行されます。開発者は自身の変更による影響範囲をリアルタイム且つ、完全に分離した環境で確認することができます。 それぞれの共有リンクはデプロイ一覧画面の詳細から確認をすることができます。
ローンチウィーク - Day5 April, 2025
AIアプリのショーケース
このたび、SquadbaseではAIアプリの具体的な可能性を共有するため、「ショーケースページ」を公開しました。社内向けに開発されたStreamlitおよびNext.jsベースのサンプルアプリを通じて、AIアプリの応用可能性を感じてください!
ショーケースページはこちら → https://www.squadbase.dev/ja/showcase/
まずは、Squadbaseチームが制作したサンプルアプリを2つ公開しています。
セールスコーチ AIチャット
プロジェクトのコードベースに格納したマークダウンファイルの内容と、CRM (Attio) から取り込んだ商談議事録をコンテクストとして参照し、セールスパーソンのお悩みに回答するコーチングチャットボットです。このアプリはStreamlitで作られています。
コンテクストを正しく与えることで、自分たちのニーズに合ったチャットボットに育てることができます。
AI アナリスト for GA4
Google Analyticsのデータを転送したBigQueryと接続したデータ分析チャットアプリです。AIに質問をすると、AIがデータ分析コードを生成し、そのコードを安全な仮想マシン上で実行して分析結果を返却します。このアプリはNext.jsで作られています。また、コードの実行環境にはE2Bを用いています。
ローンチウィーク - Day4 April, 2025
継続的改善のためのコラボレーション機能
コーディングエージェントの発展によって、業務に完璧にフィットした社内アプリを量産できる未来がすぐそこまで来ています。しかし、社内アプリの要はそれを実際に運用し、改善するところにあります。私たちは、AIエージェントによる社内アプリの完全な生成が数ヶ月以内に可能になる前提で、運用フェーズに必要になるコラボレーション機能を備えています。
- コーディングエージェントの力を借りて社内アプリを構築する
- Git連携による自動のデプロイメントフローを構築する
- ランタイムログ・アクセスログのを収集し、ユーザー情報と紐づける
- ログデータの分析により改善のためのインサイトを提供する
- ユーザーがアプリに対するフィードバックを残せるようにし、開発者に共有する
こちら記事で詳細な機能の紹介をしています!
ユーザー認証とロール管理
プロジェクトロールは、デプロイされたアプリごとに各メンバーに設定可能なロールで、自由な文字列を指定できます。主にコード中から利用し、データアクセスのコントロールや機能制限に利用していただけます。
ログ収集とモニタリング
デプロイされたアプリケーションの実行時ログとアクセスログを自動的に収集し、ダッシュボードから閲覧と検索が可能です。これにより、アプリ運用時のトラブルシュートや改善のためのインサイトの発掘を実現します。
ユーザーアナリティクス
組み込みのユーザー認証機能とログ収集機能を組み合わせて、ユーザーのアクティビティを分析し可視化する分析機能を提供しています。
フィードバック収集
デプロイされたアプリケーションに自動でフィードバック用のコメントボックスを追加することができます。チームメンバーはこのコメントボックスから、アプリのフィードバックを送信することができます。
収集したフィードバックはダッシュボード上からまとめて確認することができ、開発者はこれらのフィードバックをもとにアプリの改善を行うことができます。
ローンチウィーク - Day3 April, 2025
Next.jsのSquadbaseへのデプロイ
SquadbaseはPythonでフルスタックなWebアプリを開発することができるフレームワークであるStreamlitをサポートしました。 Next.jsのホスティング環境としては、Vercelがファーストチョイスとして名前が挙がります。Vercelは素晴らしい開発者体験と高パフォーマンスのインフラを提供するクラウドプラットフォームです。しかし、あらゆるユースケースでVercelが最善の選択肢ではありません。公開アクセスを禁止し特定のユーザーのみにアクセスを許したい場合、すなわち組織向けアプリの場合はそれに当たります。Squadbaseでは、組織向けアプリの本番運用のためのベストプラクティスを備えたインフラを1クリックで立ち上げることができます。
こちら記事ではNext.jsを使用してSquadbaseの機能を活用する方法が公開されています。
ローンチウィーク - Day2 April, 2025
StreamlitのSquadbaseへのデプロイ
SquadbaseはPythonでフルスタックなWebアプリを開発することができるフレームワークであるStreamlitをサポートしました。 Streamlitのアーキテクチャは実装のシンプルさや高速なUI更新を実現する一方で、デプロイメントや本番運用にはまだまだ課題があります。実際に運用に耐えるインフラを構成しようとすると、AWSやGCPのサービスを10や20も組み合わせる必要があり、非常に骨の折れる作業が開発チームにのしかかり続けます。Squadbaseでは、本番運用のためのベストプラクティスを備えたインフラを1クリックで立ち上げることができます。
こちら記事ではStreamlitを使用してSquadbaseの機能を活用する方法が公開されています。
ローンチウィーク - Day1 April, 2025
Squadbase: AIアプリのための新しいクラウドプラットフォーム
本日、AI アプリケーションの社内運用を専門に支援するクラウドプラットフォームSquadbaseを正式に公開しました。 Streamlit や Next.js、LangChain、Mastra、Vercel AI SDK といった多彩なフレームワークで書いたコードを Git にプッシュするだけで、数分後には社内限定 URL でアプリが動き始める──その背後でユーザー認証や RBAC、監査ログ、利用分析が自動的に整う仕組みを用意しています。 Streamlit や Next.js、LangChain、Mastra、Vercel AI SDK といった多彩なフレームワークで書いたコードを Git にプッシュするだけで、数分後には社内限定 URL でアプリが動き始める──その背後でユーザー認証や RBAC、監査ログ、利用分析が自動的に整う仕組みを用意しています。誰もが新時代の開発者として業務アプリを構築することができ、デプロイされたアプリはAIによって改善され続ける。それが Squadbase の核となる思想です。
こちらにSquadbaseを開発した経緯や、私達のビジョン、そして今の時代に新しいクラウドプラットフォームが必要な理由をブログにまとめています。
2025/03/24 アップデート
変更内容
🚀 新機能
- プランの一部変更
- 無料プランでViewer権限のユーザーが5人まで招待可能
- ProプランでViewer権限のユーザーは1ユーザー950円で招待が可能
- デプロイ先のクラウド(AWS, GCP)やCPU, メモリを選択をすることが可能になった。
- StreamlitのMorphクラウドへのデプロイをサポート
- デプロイ環境でのmultipart/form-dataをサポート
🐛 バグ修正
- 環境変数の更新が一部反映されないバグを修正
- ビルドサーバーのログが詳細に表示されないバグを修正
- ユーザー招待時の表示周りのバグを修正
- アプリに招待されたメンバー数が一定数を超えた際のページングのバグを修正
- ビルド時に最新のmorph-dataパッケージが必ず選択されてしまうバグを修正
- Project作成が何個もされてしまうバグを修正
🔧 改善
- ビルド時にDockerビルド時のスナップショットを取得する回数を減らしビルドパフォーマンスの向上
- ダッシュボードからデプロイする際の体験の改善
- ビルド時にフロントエンドコードのビルドをDockerのビルドに含めることでパフォーマンスを改善
2025/03/07 アップデート
🚀 新機能
GitHubログイン / GitHub連携による自動デプロイ
Githubアカウントを用いてMorphのクラウドへのログインが可能になりました。
CLIによる morph deploy
を使わなくても、Githubと連携をするだけでCI/CDのためのセットアップをする必要なく自動的にデプロイをすることができます。
OllamaによるローカルLLMのデプロイ
Ollamaを活用してdeepseek-r1, llama3.2, phi4, qwenなどのローカルLLMをMorphのプラットフォーム上にデプロイができます。データプライバシーを気にすることなく安全にLLMを活用したAIアプリを開発することが可能になります。
🛠 メンテナンス
Built-in PostgreSQL機能の新規作成の停止
Built-in PostgreSQLの機能は3月末にサポートを終了します。
それに伴い新規作成をする導線を廃止しました。
2025/02/14 アップデート
変更内容
🐛 バグ修正
- 特定の環境でmorph deployが失敗する事象の修正
- プロジェクトページ上でバイナリファイルのレスポンスに失敗する事象の修正
2025/01/31 アップデート
What’s changed
🚀 New Features
- アプリの公開設定の追加
- プロジェクト作成、デプロイ成功などのアクティビティ表示機能を追加
- Proプラン以上でBuilt-in DBの使用量履歴の表示機能を追加
🐛 Bug Fixes
- プロジェクトロールの複数入力時のバグを修正
- developerロールでプロジェクトメンバー招待できないバグを修正
- プロジェクトの更新時間が更新されないバグを修正
🔧 Improvements
- プロジェクト一覧で参加メンバーのアイコンを表示
- プロジェクト詳細で参加メンバーのアイコン、使用可能なコネクターのアイコンを表示
2025/01/27 アップデート
変更内容
🚀 新機能
- 作成したプロジェクトに対するメンバーごとのアクセスコントロール機能
- プロジェクト内でのメンバーのロール設定機能
- プロジェクトごとにDatabase/SaaSのコネクター使用権限の制御機能
- 実行ログ一覧、日時での絞り込み機能
- デプロイログの表示機能
- ユーザー別のAPI Key発行機能での細かい制御機能
- プロジェクト検索機能
- チーム内でのメンバーの詳細の権限設定機能
🔧 改善
- インフラの改善によるパフォーマンス改善、安定性の向上
🛠 メンテナンス
- API Key発行がチーム単位の発行からユーザー単位の発行に変更
- クラウドエディター機能の終了
- ビルトインPostgreSQLのREST API機能の終了
- ジョブスケジューリング機能の停止
2025/01/10 アップデート
変更内容
🔧 Improvements
- ViewerモードのJobsタブで、スケジュール実行のログが確認できるようになりました。
🐛 Bug Fixes
morph_project.yml
のscheduled_jobs
セクションで、CRON表記で曜日にワイルドカードが利用できない不具合が改修されました。
ローンチウィーク#2 のアップデート
ローンチウィーク#2 で公開されたアップデートです。
LLMコンポーネント
Pagesの新コンポーネント
- チャットやテキスト生成などのLLMアプリを構築するための
LLM
コンポーネントを追加しました。 該当ドキュメント
Python SDKにストリーミング用の関数を追加
- 関数の返り値をテキストのストリミーング形式で返却する
morph_lib.stream.create_chunk
関数を追加しました。 該当ドキュメント
Link: https://www.morph-data.io/ja/blog/llm-component-launch-week-2
AIファンクション
AI活用をするための新ヘルパー関数
AI活用を簡単に構築するためのショートハンド関数を追加しました。
text_to_sql
関数を追加しました。 該当ドキュメントtext_to_matplotlib
関数を追加しました。 該当ドキュメントtext_to_plotly
関数を追加しました。 該当ドキュメントtext_to_html
関数を追加しました。 該当ドキュメントtext_to_markdown
関数を追加しました。 該当ドキュメント
Link: https://www.morph-data.io/ja/blog/ai-functions-launch-week-2
オープンソース版フレームワーク
Morphのフレームワークをローカル環境で使用するためのOSS版を公開しました。
- SQL, PythonのフレームワークとPagesのフレームワークを統合し一つのフレームワークとして使用できるようになりました。
morph serve
コマンドによってローカル環境で開発モードとしてデータアプリを起動することができるようになりました。morph sync
コマンドによってローカル環境で構築したデータアプリをクラウドにデプロイすることができるようになりました。
link: https://www.morph-data.io/ja/blog/open-source-framework-launch-week-2
ビューワーモード
- Morphで構築したデータアプリを閲覧専用で表示するモードを追加しました。
link: https://www.morph-data.io/ja/blog/viewer-mode-launch-week-2
その他のアップデート
新規インテグレーションの追加
- SQL Connectionの接続先としてMS SQL Serverを追加しました。
定期実行のサポート
- これまでクラウド版のみで利用可能だった定期実行機能をフレームワークのmorph_project.ymlで設定することができるようになりました。 該当ドキュメント
link: https://www.morph-data.io/ja/blog/other-updates-launch-week-2