エクセルファイルから
Excelファイルを使って、わずか数分でインタラクティブなダッシュボードを作成する方法を学びます
Squadbaseを使えば、手元のExcelファイルをわずか数分でインタラクティブなダッシュボードに変換できます。このガイドでは、初めてSquadbaseを使う方でも迷わずダッシュボードを作成し、チームに共有するまでの手順を解説します。
所要時間
約15分
必要なもの
- Squadbaseアカウント(無料でサインアップ可能)
- 分析したいExcelファイル(.xlsx, .xls, .csv形式)
ステップ1: 新しいProjectを作成する
- Squadbaseにログインし、ダッシュボード画面から 「New Project」 をクリックします
- Projectに名前をつけます(例: 「売上分析ダッシュボード」)
- 必要に応じて説明を追加し、「Create」 をクリックします
ステップ2: Excelファイルをアップロードする
- 作成したProjectを開き、画面右側の データソースパネル を確認します
- 「Upload File」 または 「+ Add Data Source」 をクリックします
- Excelファイルをドラッグ&ドロップするか、「Browse」 からファイルを選択します
- ファイルがアップロードされると、データプレビューが表示されます
サポートされているファイル形式:
- Excel (.xlsx, .xls)
- CSV (.csv)
- Jupyter Notebook (.ipynb)
ステップ3: AIにダッシュボードを作成してもらう
アップロードが完了したら、いよいよバイブコーディングの出番です。
- 画面下部の チャット入力欄 に、作りたいダッシュボードを自然な言葉で説明します
例:
このデータから月別の売上推移を棒グラフで表示して。
上位5つの商品カテゴリーも円グラフで見たい。顧客別の購入金額ランキングを作成して。
フィルターで期間を絞り込めるようにしてほしい。- Enter を押すと、AIがあなたのリクエストを理解し、コードを生成してダッシュボードを構築します
- 数秒〜数十秒で、プレビュー画面にダッシュボードが表示されます
🎯 効果的なプロンプトのコツ:
- 「〜を表示して」「〜を可視化して」など、具体的な動詞を使う
- グラフの種類(棒グラフ、折れ線グラフ、円グラフなど)を指定する
- フィルターやインタラクション機能が必要なら明記する
ステップ4: ダッシュボードを調整する
AIが生成したダッシュボードは、対話を続けることで何度でも改善できます。
調整の例:
グラフの色を青系に変更してタイトルを「2024年度 売上サマリー」にして数値に3桁区切りのカンマを追加してAIとの対話を重ねることで、理想のダッシュボードに近づけていきましょう。
🔍 分析の透明性: チャット欄の「Tasks」から、 "Explain SQL" タスクを実行すると、どんなデータクエリが行われているのかを確認することができます。
ステップ5: チームに共有する
ダッシュボードが完成したら、チームメンバーに共有しましょう。
- 画面右上の 「Share」 ボタンをクリックします
- 共有方法を選択:
- Space内で共有: チームメンバーをSpaceに招待して閲覧権限を付与
- リンクで共有: 公開リンクを生成して、社内外の関係者と共有
 
- 権限レベルを設定します:
- Viewer(閲覧者): ダッシュボードを見るだけ (無料)
- Editor(編集者): ダッシュボードを編集・改善できる
- Admin(管理者): Project全体を管理できる
 
- 「Share」 をクリックして共有完了です
🎉 閲覧は無料! Squadbaseでは、Viewer(閲覧者)のライセンスは無料です。チーム全員にダッシュボードを共有して、データドリブンな意思決定を組織に広げましょう。
トラブルシューティング
ファイルのアップロードに失敗する
- ファイルサイズが大きすぎないか確認してください
- ファイル形式がサポートされているか確認してください(.xlsx, .xls, .csv)
- ファイルが破損していないか、別のツールで開けるか確認してください
AIがリクエストを理解してくれない
- より具体的に指示を書いてみてください(例: 「グラフを作って」→「月別売上を棒グラフで表示して」)
- データのカラム名を明示的に指定してみてください
- 複雑なリクエストは、複数のステップに分けて依頼してみてください
生成されたグラフが期待と違う
- チャットで「〜を〜に変更して」と具体的に指示を出してください
- SQLタブで集計ロジックを確認し、必要に応じて「〜でグループ化して」などと指示してください