ワンクリックデプロイを可能にする「Deploy to Squadbase」ボタン

この度、Squadbase は GitHub リポジトリをワンクリックでデプロイできる Deploy to Squadbase バッジをリリースしました。
ボタンを押すだけで、クローン → ビルド → 環境変数設定 → 公開までが一気通貫できます。Githubリポジトリにボタンを置くことでプロジェクトを簡単に自社環境にホスティングして試すことができるため、多くの人にプロジェクトを試してもらいやすくなります。
📕 ドキュメント – セットアップ手順や高度なオプションはこちらから。
なぜワンクリックデプロイが重要か
インフラの立ち上げは、ソフトウェアを出荷するうえで最も大変な作業の1つです。 たとえシンプルなアプリでも、次のような準備が必要になります。
- セキュアな認証
- CI/CD の配線
- ランタイム監視
- シークレットを安全に保管する場所
「Deploy to Squadbase」ボタンなら、これらを1つのリンクに集約できます。README にバッジを置くだけで、誰でも簡単にアプリのコピーを立ち上げられます。
クイックスタート
Deploy to Squadbase ボタンには、URL クエリパラメータを追加してデプロイ体験をプロジェクト要件に合わせてカスタマイズできます。
以下のバッジを Markdown ファイルに貼り付けてください(repository-url
を自分のリポジトリに置き換えます)。
[](https://app.squadbase.dev/new/clone?repository-url=https://github.com/username/repo-name)
ボタンを押し、サブドメインを選び、必要なら環境変数を入力すると、残りはSquadbaseが自動でデプロイをします。
ボタンの裏側で起こること
- リポジトリのインポート – 指定リポジトリ(公開・非公開どちらでも)をクローン
- 設定の検出 –
squadbase.yml
をスキャンし、なければスマートデフォルトを適用 - 環境変数の入力 –
env-var-keys
で定義したシークレットをユーザーに入力してもらう - ビルド & デプロイ – アプリをビルドし、リソースをプロビジョニングして公開
フローのカスタマイズ
デプロイフローの体験をカスタマイズするために豊富なパラメータを用意しています。
これらを設定することで、デプロイ画面でのユーザー入力体験を大幅に向上させることができます。
パラメータ | 説明 |
---|---|
project-name | ダッシュボードに表示されるプロジェクト名 |
subdomain | 希望サブドメイン(例: my-app ) |
env-var-keys | 収集したい環境変数のキー(カンマ区切り) |
root-path | モノレポ内アプリのパス |
config-path | squadbase.yml のカスタムパス |
まとめ
Deploy to Squadbase ボタンを使えば、GitHub から本番環境までの距離が秒単位になります。README にバッジを 1 行追加するだけで、簡単にアプリを複製・起動可能。プラットフォームがクローン、ビルド、環境変数収集、公開までを自動で処理します。project-name
、env-var-keys
、root-path
、config-path
といったパラメータにより、簡単なデモから大規模モノレポまで柔軟に対応しつつ、シークレットはソースコード外に安全に保管できます。
初めてのコントリビューターや非開発者の運用負荷を取り払うことで、SquadbaseはOSSプロジェクトや社内ツールのローンチパッドとしてさらに強力になりました。皆さんがどんなアプリを公開するのか見るのを楽しみにしています!