Streamlit
Streamlitを使用してSquadbaseの機能を活用する方法を学びます。
Streamlitは、シンプルなPythonコードを使用して直感的なWebアプリケーションを迅速に開発できるオープンソースライブラリで、LLM APIとの統合により業務効率を高める社内AIアプリケーションに適しています。
SquadbaseはStreamlitアプリケーションのデリバリーにおいて、以下のような機能・運用を実現します。
- 招待制のクラウド環境へのデプロイ
- 組み込みのユーザー認証
- ユーザーアナリティクス
- ログモニタリング
- ユーザーからのフィードバック収集
サンプル
Streamlitを使用して構築されたアプリケーションをチェックしてみてください。Squadbaseを使えば、このようなアプリをセキュアなクラウド環境にデプロイし、組織の中で安全に運用することができます。

streamlit.io
App Gallery • Streamlit
Streamlit is an open-source Python framework for data scientists and AI/ML engineers to deliver interactive data apps – in only a few lines of code.

Streamlit
Building a dashboard in Python using Streamlit
Using pandas for data wrangling, Altair/Plotly for data visualization, and Streamlit as your frontend
リソース
Streamlitでのアプリ開発に役立つリソースを紹介します

docs.streamlit.io
Streamlit公式ドキュメント
Streamlitの公式ドキュメントです。
www.squadbase.dev
Streamlitでユーザー認証を実現する方法3選 | Squadbase Blog
PythonでインタラクティブなWebアプリを開発することができ、社内向けの業務アプリ用途などで人気のStreamlit。本番運用のために必須となるユーザー認証の実現方法について、代表的な方法3つを詳しく比較します。
www.squadbase.dev
Streamlit vs Gradio in 2025: AIアプリフレームワークとしての比較 | Squadbase Blog
Python だけで AI アプリをウェブ公開できる Streamlit と Gradio は、2025 年のいま最も注目される軽量フレームワークです。 本記事では、UI カスタマイズと運用耐性を武器にする Streamlitと、長時間推論・迅速共有に強い Gradio の設計思想を整理し、ユースケース別に最適な選択を示します。
www.squadbase.dev
Streamlit vs Dash in 2025: データアプリフレームワークとしての比較 | Squadbase Blog
2025 年現在、Streamlit と Dash は成熟した二大フレームワークとして、それぞれ異なる開発スタイルと運用規模に応えてきました。本稿では、その設計思想と機能面の違いを整理し、選定のヒントを提供します。
Streamlitアプリを新規に作成する
本項では、Squadbaseチームのおすすめとして、uvを用いてStreamlitアプリを新規に作成する方法を紹介します。
まず、プロジェクトを初期化して、依存パッケージをインストールします。
続いて、Streamlitプロジェクトを作成します。
すると、以下のようなファイルが作成されます。
このStreamlitアプリを実行するには、以下のコマンドを実行します。
これで、Streamlitアプリを開発する準備が整いました!🎉
Streamlitアプリに関する詳しい情報は、Streamlit公式ドキュメント をご覧ください。
Github連携を用いてデプロイする
squadbase.ymlを作成する
プロジェクトのコードベースのルートに squadbase.yml を作成します。たとえば、app.pyとpy_project.tomlがある場合は、以下のようになります。
例として、最もシンプルな squadbase.yml の内容は以下の通りです。
squadbase.ymlのカスタマイズについては、こちらをご覧ください。
Streamlitの場合は、deployment.provider
の値には、gcp
のみが使用できます。
GithubリポジトリをSquadbaseにインポートする
Squadbaseのダッシュボードのホーム画面から、Githubリポジトリをインポートします。インポートが完了すると、自動的にデプロイが開始されます。
プッシュしてデプロイ
アプリに変更を加えて、Githubリポジトリにプッシュしてデプロイします。プッシュが完了すると、自動的に新しいバージョンのデプロイが開始されます。
Squadbaseの機能を活用する
Squadbaseはデプロイメントだけでなく、組織向けアプリの開発・運用に便利な機能を提供しています。
ユーザー認証とメンバー管理
Squadbaseにデプロイされたアプリに、Squadbase上のチームメンバーがアクセスすると自動的にユーザー認証が行われます。アプリの公開設定がパブリックでない場合、この認証を通過したユーザーのみがアプリにアクセスできます。また、アプリへのアクセスを持つユーザーには、「プロジェクトロール」という設定値を与えることができます。
StreamlitのPythonコードからも、プロジェクトロールを含むユーザー情報にアクセスすることができ、アプリの挙動をユーザーのロールに応じてカスタマイズすることができます。
Streamlit上からSquadbaseのユーザー情報を取得するには、以下のように実装してください。
Streamlit上からSquadbaseのユーザー情報を取得するためには、squadbase-streamlitをインストールする必要があります。
ユーザーアナリティクス
Squadbaseは、ユーザーのアクセスログを収集し、ユーザーアナリティクスを提供します。SquadbaseにデプロイしたStreamlitアプリを、チームメンバーがどのくらい利用しているのかを把握することができます。
Squadbaseの組み込みのユーザーアナリティクスを利用するために、コードを追加する必要はありません。Streamlitアプリをデプロイし、ダッシュボードからすぐにアナリティクスを確認することができます。
ログモニタリング
Squadbaseは、デプロイされたアプリのログを収集し、ログモニタリングを提供します。ログモニタリングを利用することで、アプリのデプロイやデプロイのバージョンごとのログを確認することができます。
フィードバック
Squadbase上にデプロイされたアプリには、自動でフィードバック用のコメントボックスが追加されます。チームメンバーはこのコメントボックスから、アプリのフィードバックを送信することができます。